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子どもの個性や主体性を尊重する

モンテッソーリ教育

〜子どもは生まれながらにして心の内面から湧き出る、伸びようとする力を持っています〜

モンテッソーリ教育では“お仕事”といわれる活動があります。
これは、子どもが内面にある可能性を探り起す作業です。つまり未来に向かう希望です。
知性や秩序、分類や順序などを、具体物(教具)を通して身体の内面に蓄える取組みです。

教具は自分の意思で選び、くり返し取り組んでいきます。
自分のやりたいことを自分でやり遂げた時、はじめて自信へとつながっていくのです。
私たちは、子どもたちの一人ひとりの個性・主体性を尊重し、適切な環境を与えて、
子どもが自ら成長する援助を行っています。

モンテッソーリ教育で生まれるもの

  • 興味、関心があるものに
    集中して取り組む
  • 指先や身体を使うことで、
    さまざまな運動機能が
    発達する
  • 自分で考えて選び、
    最後まで取り組むことで
    自立(律)心を養う
  • 様々な経験をすることで、
    豊かな感性が育つ
  • 先の見通しを持って、
    自分で考え、行動する
  • 約束や決まりを守る
  • 生活全般において
    片付けや身の回りの事が
    自分でできる
  • 周りの人に思いやりや
    優しさをもって関わる
  • お話をしっかり聞ける

主な活動内容

日常生活の練習

〜手足指先を自由に動かし、様々な活動を獲得する〜

基本運動
“歩く” “運ぶ” “持つ” など、一つひとつの動きを分析して自ら学ぶ分野
社交的な振る舞い
社会生活を営んでいく上で、必要な礼儀やマナーを伝えていく分野
環境への配慮
“植物への水やり” “掃除” など、子どもを取り巻く身近な環境を対象にした基本運動の動きが含まれた総合活動の分野
自己への配慮
“洋服の着脱” “手を洗う” など、自分自身の身だしなみや、生活習慣などを身につけていくための分野
運動の調整
自分の動きを調整し、コントロールする力を養う分野
この活動の目的
  • 大人のまねをしたがる時期の日常生活に 必要な動きをくり返し経験し、獲得する
  • 身の回りのできることが増え、自信をもって行動できる(自立への一歩)

感覚器官を養う教具

〜五感を刺激し、様々な感覚の働きが豊かになる〜

視覚
順番に並べることで視覚的に大きさや量を認識していきます
視覚
太さや長さが異なる円柱さしで判断力や思考力、手のコントロールなどを促していきます
聴覚
音の異なる筒を聞き分け、聴覚を刺激していきます
触覚
ザラザラ・ツルツルなど触覚の違いを手触りで体感していきます
この活動の目的
  • 感覚を刺激し、見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わうなどの五感をより正確に洗練していく
  • 具体物である教具を使って、色々な性質や構造を理解していく
幼児期は、運動・感覚・言語などの感受性が、特に敏感な時期です。
敏感期を迎える子どもたちは、さまざまなことを吸収していきます。よい環境のなかで過ごすことが重要です。
“日常生活の練習” “感覚教育” を土台に、幼児クラスになると文字や数に興味をもつようになります。
その時は一人ひとりの興味発達に合わせて様々な教具の具体物を使って、知らせていきます。

ことば、かず、文化への興味

  • 「話す・書く・読む」ことが主な活動。絵本を読んだり、鉛筆の持ち方、書き順を知ることができます。
  • かずの仕組みが分かり、基本的な知識を身につけます。
  • 子どもの興味や関心に応じて、具体物を使い、視野を広げていきます。

異年齢保育

3・4・5歳児が同じクラスで生活しています。異年齢の子ども達が、教え合ったり刺激しあうことでたくさんのことを学び、人間関係を深めていきます。生活や遊びを共にすることで、人を思いやる気持ちや優しさも育っていきます。


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